[新機能]dbt Cloudのジョブに関するSlack通知先を複数チャンネルに設定できるようになりました
さがらです。
dbt Cloudの2023年11月の新機能として、dbt Cloudのジョブに関するSlack通知先を複数チャンネルに設定できるようになりました。
この機能を試してみたので、早速試してみます。
事前準備:Slackワークスペースとの紐づけ
まず事前準備として、dbt Cloudと通知先としたいSlackワークスペースとの紐づけを行います。
dbt Cloudの右上の歯車マークを押し、Profile settings
を押します。
この中でLinked accounts
という設定があるので、ここからSlackの行でLink
を押します。
下図のような画面が出るため、許可する
を押します。
これでdbt CloudとSlackワークスペースの紐づけは完了です!簡単ですよね。
ジョブの通知先のチャンネルの設定
続いて、どのジョブの通知を、どのSlackチャンネルに送信するのか設定していきます。
右上の歯車マークからAccount settings
を押します。
画面左のSlack notifications
を押します。
Slackの設定に関する画面が出てきます。
まず、どのSlackチャンネルに対する通知設定を行うのか、チャンネルをNotification channel
から指定します。
チャンネルを指定したら、右上のEditを押し、どのジョブのどのステータスについて、Slackで通知を行うのかチェックし、右上のSave
を押します。これで、設定は完了です!
実際に通知してみた
設定
下図のように設定して、どのように通知されるかを確認してみます。
- ジョブが成功した場合:
#dbt-succeeds
チャンネルへ通知
- ジョブをキャンセルした場合:
#dbt-canceled
チャンネルへ通知
ジョブが成功した場合
下図のようにジョブが成功したときに、どうなったか挙動を確認してみます。
すると、下図のように#dbt-succeeds
チャンネルに通知が飛んでいました!
ジョブをキャンセルした場合
下図のようにジョブをキャンセルしたときに、どうなったか挙動を確認してみます。
すると、下図のように#dbt-canceled
チャンネルに通知が飛んでいました!
最後に
dbt Cloudの2023年11月の新機能として、dbt Cloudのジョブに関するSlack通知先を複数チャンネルに設定できるようになったので試してみました。
設定も簡単かつ、通知先のチャンネルを分けたいケースは多いと思うので、ぜひ活用してみてください!